更新 2002年7月20日 土 11:30

鈴木夫妻にグランプリ/ビジネス・アイディア・コンテスト

 沖縄発!ビジネス・アイディア・コンテスト(中小企業庁、沖縄総合事務局主催)の最終審査会が19日午後、 那覇市内のロワジールホテルオキナワで開かれ、台風時観光対策と新たな観光情報館構想などを盛り込んだ 「ハイサイセンター計画」を提案した鈴木孝史さん、和子さん夫妻(糸満市)がグランプリに輝いた。

 沖縄復帰30周年記念事業として、沖縄の自立経済のシーズ(種)となる新ビジネスを探ろうと経済産業省などの提唱で開催された。

 審査委員長にノーベル賞受賞者の江崎玲於奈・芝浦工業大学学長を迎え、大城勇夫県銀行協会会長ら県内外の 各界代表13人と、県内大学、専門学校の学生ら約50人が審査にあたった。

 準グランプリはココヤシ植林による防風林対策と果実の産業化を提案する「立体・循環型有機農法」の上原信行さん(恩納村) が選ばれた。グランプリ賞金は30万円、準グランプリは15万円。

 審査会には公募278件から一次審査を経て選ばれた十件が公開イベントで自慢のビジネスアイデアやプラン、 事業を電子映像を駆使し紹介した。

 審査会を前にキーノートスピーチで江崎氏は「若者は創造性、年配者は分別力に優れている。踏み固められた道でなく、 森に入り、新しい発見、沖縄らしい新ビジネスを見つけてほしい」と県民を激励。沖縄新大学院大学構想での会場からの 質問に「世界中から未来のブレーンを集め、取り組んでほしい」と提言した。

 審査会後の記者会見で下地幹郎経済産業省政務官は「コンクールは今後も続けたい」と語った。

閉じる